教育心理学でピグマリオン効果というものがあります。

教師や指導者、親などか期待を持ってしどすると、学習者の成績が向上することをいいます。

60年代にアメリカの心理学者、ローゼンタールによって実験されたもので、

ある小学校で知能テストを行い、検査の結果に関係無く、無作為に選ばれた児童の名簿を見せ、「この名簿に記載された児童は、今後数ヶ月の間に伸びる児童である」と学級担任に伝えたところ、無作為に選ばれているにも拘らず、実際に成績が向上した、というものです。

この実験には賛否両論あるそうですが、私自身、指導する立場として、

「きみはダメだ」「あなたには出来ない」と否定的な言葉をかけるより、

「君には出来るよ」「頑張って」と声をかける方が絶対にいい。

確かに、過剰な期待をしてプレッシャーを与えてしまうのは良くないかもしませんが、

周りが信じてあげることはとても大切なことだと思います。

子どもは特に、良くも悪くも周りの影響を強くうけます。

出来るだけいい環境を作ってあげたいものですね。