運動神経や、体を動かすという視点から見てですが…

外で遊んでいる子供に対して、お母さんが「危ないからやめなさい!」と言い聞かせている姿をよく見る気がします。

実際に、大怪我につながるような場所も無いことはありませんが、私の目からみると、ほんとうに危ないと思うことは少ない。

子どもが転ぶのは当たり前だし、少々高いところで遊ぶこともあるでしょう。足場が悪いところをあるかせなかったり、転ぶ前に助けてしまうと、いざ転んだ時に、手が出なくて、かえって大怪我につながってしまう。

子どもは遊びの中から、色々な事を学び、判断します。危険なものを子供の周りから全て排除すれば、子どもはなにが本当に危険なのかを判断できなくなってしまいます。

大人の仕事は、危険をすぐに排除したり、遠ざけたりすることではなく、よく見極めて本当に危険な状態にならないようにサポートすることです。

「危ないからさせない」より「大怪我しないように見守る」ほうが難しいですが、本当にに子どものことを考えるなら、グッと我慢して見守ることが大切です。